満30歳の定期保険月額保険料ベスト3
※満30歳男性が60歳までの保険期間で、保険金3,000万円の定期保険に加入した場合の月額保険料の比較です。
満30歳 ベスト1 メットライフ生命「スーパー割引定期保険」
非喫煙優良体の優良体割引というのは素晴らしいですね。誰もがこの非喫煙優良体割引の適用になるわけではありませんが、リスク細分型保険料率ならではの良さが前面に出ています。保険料割引がある生命保険会社の保険商品が圧倒的有利です。
満30歳 ベスト2 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「定期保険」
満30歳 ベスト3 アクサダイレクト生命「カチッと定期2」
満40歳の定期保険月額保険料ベスト3
※満40歳男性が60歳までの保険期間で、保険金3,000万円の定期保険に加入した場合の月額保険料の比較です。
満40歳 ベスト1 メットライフ生命「スーパー割引定期保険」
満40歳 ベスト2 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「定期保険」
満40歳 ベスト3 AIG富士生命「優良体定期保険」
定期保険の解説
ランキングばかりだとわかりにくいと思うので、ここで定期保険の解説をしておきましょう。
定期保険は生命保険会社の基本的な商品ですね。特徴はなんといっても保険期間が限定されている代わりに終身保険に比べて保険料が安く、保障が大きいことです。満期を一日でも過ぎると保障が一切なくなってしまうわけですが、そのような不安をなくすよう、一度加入すれば、契約を継続する限り健康状態にかかわりなく自動更新できる定期保険も見受けられます。
また解約返戻金がない掛け捨てタイプがほとんどで、最近では保険料の安さを追求するユーザーのニーズの高まりから、特約や割引制度のないシンプルな保険商品が多く市場を賑わせています。
さらに、特定のケースを除いて、定期保険は死亡したときにのみ支払われる保険だということです。死亡のほか高度障害状態になってしまった場合でも支払われます。死亡原因としては病気を想定していますが、突発的な事故や災害であっても保険金額が同額支払いが受けられる商品も打ち出されています。
販売チャンネルとして、かつての代理店や生命保険会社の営業などの直接販売から、ネット販売に急速に移行が進んでおり、とくにネット生保や外資系、損保グループの生命保険会社は、コスト削減による保険料の安さや喫煙・健康状態による保険料割引の実現で多くのユーザーを獲得しはじめています。
ですが、保険料が安くても生命保険会社の内情が良くなければせっかくの保障が続かなくなることもあります。生命保険会社のランキングなどで、念のために生命保険会社の評判なども確認しておきましょう。
満30歳 の定期保険4〜8位を解説
テレビCMでおなじみのネット生保・ライフネット生命「かぞくへの保険」が第4位です。アクサダイレクト生命に勝てませんでしたが、さすがの保険料の安さを実現しています。健康体割引なしでも超有名生命保険会社というのは、お手頃といったところでしょう。
続くランキング第5位の富士生命「優良体定期保険」は最近躍進している損保系の生命保険会社の健康体・非喫煙体の割引制度を背景に着実な商品内容が売りとなっています。このサイトで独自比較したところ、満四十歳になるとアクサダイレクト生命よりも安くなるのが不思議です。
6位のオリックス生命のイチオシ商品である「Fine Save」は五位以下と比較して少し割高な印象が強いですね。ただ、保険期間や保険金額の設定で自由度が高く、さらに保険料免除制度も用意されているのはさすがです。
ランキング第7位東京海上日動あんしん生命と第8位アクサ生命はどちらも健康体割引が無いタイプの定期保険ですが、月額保険料が有名生命保険会社に近い金額なのは引っかかるところでしょう。どちらも世界的な保険グループの一員なので信頼度は抜群ですが、60歳までの保険料総額を考えるとかなり高くなってしまうのが悩みどころです。
満40歳 の定期保険4〜8位を解説
満四十歳で比較したところ、三十歳では五位だった富士生命が三位になるので、第4位のアクサダイレクト生命の「カチッと定期」は微妙に高く見えます。アクサダイレクト生命の主力商品の一つで、年齢と保険金によってはランチ一回分の月額保険料から加入できるという気軽さを押し出したものです。健康体割引はありませんが、高額割引制度のなかでも水準が低い2,000万円から適用というのが嬉しいですね。サイトの見やすさが幅広い世代に受け入れられやすくなっています。
シンプルな保険商品が魅力のライフネット生命は「かぞくへの保険」でこのサイトのランキング第5位に付けています。第4位のアクサダイレクト生命同様、健康体割引がなくても結構安いことや保障のわかりやすさがユーザーのニーズを捉えているようです。
その後を追いかけるのがオリックス生命の「Fine Save」で第6位。従来型の定期保険としては内容のバランスがよいのですが、非喫煙優良体でもネット生保より若干高いというのがネックとなりますね。
ブランド力は強いものの保険料の安さでは魅力を打ち出せていない、第7位は東京海上日動あんしん生命、第8位アクサ(ダイレクトじゃない)生命です。どちらも毎月の掛金が1位のメットライフ生命の最安割引の2倍近くになることもあるようで、残念ながら保険料だけで考えるといまひとつな定期保険といえるでしょう。
定期保険は若いうちに安く大きく保障する
最後に、定期保険ランキングで90歳まで自動更新とか99歳まで自動更新などと書きましたが、定期保険はどちらかというと、死亡や高度障害状態になったとき、遺された家族の当面のというよりも、子供が成人して社会に出るまでの家族の生活費の保障になります。
若い頃は安い保険料で大きな保険金額を得られる定期保険も、年齢と共に保険料は上昇し老後になるにつれ破竹の勢いで保険料が高騰します。
子供が自立したら定期保険なんて止めて、それまでに支払っていた保険料を老後資金貯蓄に切り替えるべきです。
《注》 このサイトの情報が保険料の改定などで古くなることもあります。また、年齢や保障期間、体況割引の可否などで保険料は変わります。生命保険会社や生命保険相談業などに確認をお願いします。